業種別
AML

AML等に関するニューヨーク州金融サービス局の最終規則

2017.01.18

AML等に関するニューヨーク州金融サービス局の最終規則2016年6月30日に、ニューヨーク州金融サービス局(以下「DFS」)は、銀行秘密法(BSA)/AMLに係る取引モニタリング要件及び財務省外国資産管理局(以下「OFAC」)制裁に係るフィルタリング要件に関する規則の最終版を公表しました。この規則はこの種の規則の中で初めて明文化されたものであり、DFS監督下の金融機関(米国外銀行の現地法人である州法銀行、米国外銀行の州法支店を含みます)が実施すべき取引モニタリングプログラム及びフィルタリングプログラムの要件を細かく設定しており、加えて、シニアオフィサーか取締役会による、当該規則の遵守状況の宣誓を毎年一回提出することを求めています。

取引モニタリング・フィルタリングプログラムの主な要件

  • 包括的リスク評価に基づくプログラムの整備(リスクベース・アプローチ)
  • プログラムで使用する検知シナリオや検索ツール、マッチング技術のロジックやモデルの検証を含むプログラムの有効性検証
  • プログラムへ取り込まれるデータ品質の正確性と妥当性の検証
  • プログラムに関するプロセスやツール、手続き等の文書化
  • プログラムの監督と説明責任
  • 有資格な人材の確保
  • 要改善点を発見した場合、経緯や対応策、その実施状況の文書化

これら要件は目新しいものとはみられないかもしれませんが、当該規則の要件を全て充足していることを示すために必要なプログラムの見直し、レビューやテスティング、文書化などの対策の実施にかかる時間やその内容を甘くみるのは禁物です。

和訳版と英文オリジナルレポートを併せてご確認ください。

EYでは、金融アドバイザリー部とForensic & Integrity Services (Forensics)とが連携して、平時・有事を含むワンストップのサービスを金融機関にご提供いたします。不正対応関連のサービス全般についてはForensic & Integrity Services (Forensics)のウェブサイトもご参照ください。


【お問い合わせ先】(※所属・役職等は掲載当時のものです)

新日本有限責任監査法人
金融アドバイザリー部
プリンシパル
和合谷 與志雄
Yoshio.Wagoya@jp.ey.com

Forensic & Integrity Services
シニアパートナー
荒張 健
Ken.Arahari@jp.ey.com



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