業種別
RegTech(レグテック)

日本版「規制のサンドボックス」制度、施行

2018.06.07

2018年6月に閣議決定された、アベノミクスの第三の矢「民間投資を喚起する成長戦略」を担う未来投資戦略。その中で、国家としてイノベーションを推進すべく大胆な規制・制度改革のための重要な施策として挙げられた、「生産性向上特別措置法」に基づく「規制のサンドボックス制度」、いわゆる日本版レギュラトリー・サンドボックスが2018年6月6日、施行されました。

また同日、内閣官房 日本経済再生本部は、「規制のサンドボックス制度」に関する政府横断一元的窓口(新技術等社会実装推進チーム)を首相官邸ウェブサイト内に新設しました。(海外企業については日本貿易振興機構(JETRO)経由でも相談を受け付けています)

8月31日には第一回「革新的事業活動評価委員会」(プロジェクト型 規制のサンドボックス制度の第三者委員会)が開催され、調査審議の視点案など評価委員会の運営について議論されました。今後、認証プロジェクトは、上記一元窓口のウェブサイトに掲載されていくこととなります。

本制度は、目指す新事業・新技術と規制との関係が問題となる場合に、期間や参加者を限定して「実証」を行い、そこで集めたデータを基に規制改革に繋げる、という市場との対話・実証による政策形成を目的としています。既存の規制にとらわれることなく新しい技術等の実証を行うことができる環境を整備することで、迅速な実証及び規制改革に寄与することが期待されています。

レギュラトリー・サンドボックスは、英国金融行為監督機構(FCA)が2015年に導入し、その後シンガポールやオーストラリアなど各国で導入されていますが、それらの多くはいわゆるFinTechを対象としています。今回日本で施行された日本版レギュラトリー・サンドボックスは、対象を金融に限定せず、幅広い業種を対象とする点に特色があります。

【関連文書】

【参考資料】

【本件に関するお問い合わせ】

EY新日本有限責任監査法人

金融事業部 パートナー(RegTechリーダー)
小川 恵子(Keiko Ogawa)
金融事業部 マネージャー
田代 理 (Osamu Tashiro)

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