業種別
デジタル

ウェルス&アセットマネジメント業界におけるデジタルトランスフォーメーション

2018.03.05

ウェルス&アセットマネジメント業界におけるデジタルトランスフォーメーションウェルスマネジメント会社は、テクノロジーの領域でますます熾烈な競争を繰り返すことになるでしょう。もちろん、テクノロジーはこれまでもウェルスマネジメントセクターの重要な推進力となってきましたが、変化の激しさはかつてない水準にまで高まろうとしています。本レポートには、ウェルスマネジメント会社のテクノロジー活用を包括的に調査した結果のほか、世界各地のウェルスマネジメント会社へのインタビューや、セクターの主要な指標を長期にわたって追跡しているEY独自のベンチマークデータベースから導き出された貴重な洞察が掲載されています。調査の目的は、テクノロジーがウェルスマネジメント業界で果たしている役割を分析すること、そしてデジタル時代にビジネスを成功させるために、ウェルスマネジメント会社は何をすべきかを明らかにすることです。

デジタルトランスフォーメーションは、ウェルスマネジメント会社の戦略とオペレーションに重要な影響を与えます。ビジネスのどこを見ても、この影響と無縁でいられる場所はありません。テクノロジーリーダーとIT部門の幹部は、差し迫った課題に取り組み、デジタルエンタープライズ戦略、インキュベーション/イノベーション、経験のトランスフォーメーション、デジタルオペレーション、デジタルトラストといった分野で効果的なソリューションを提供することを求められています。

  • ウェルスマネジメントは、クライアントのニーズの進化、これまでにないタイプのプレーヤーの参入、新しいテクノロジー・プロバイダーの登場による環境の変化など、複数の側面で変化にさらされています。こうした変化は、既存の企業にとって機会とリスクの両方を意味します。行動を起こすことが今ほど急務であったことはありません。
  • IT部門の幹部は、デジタル時代にあわせて組織を改革し、もっとも優先度の高いデジタル領域にIT資金を投資する上で、中心的な役割を果たす必要があります。ベストプラクティスを実践しているウェルスマネジメント会社は、フロントオフィスの取組みに資金を集中させ、競合他社よりも積極的にアウトソーシングを進めています(そして、より高い投資効果を得ています)。
  • テクノロジー支出からどれだけの価値を生み出せるかは、ウェルスマネジメント会社によって大きく異なります。テクノロジーリーダーがIT投資の効果を高める方法は3つあります。戦略目標との整合性を高めること、ITサービスに対する需要を適切な水準に保つこと、そしてその複雑性を厳格に管理することです。
  • ITの世界に「万能」のオペレーティングモデルは存在しません。一つひとつの組織が、コアプラットフォームを少しずつ発展させながら、最新のデジタル能力も同時に提供するような、目的に適合した独自のITオペレーションモデルを見つける必要があります。
  • ウェルスマネジメント会社は依然として、テクノロジーを自社の中核事業を支える単なるピースと捉え、二の次にする傾向があります。テクノロジー自体を戦略の要と見なすことはありません。特に、IT人材は過小評価されています。しかし、報酬とインセンティブの市場動向を無視している組織は、テクノロジー人材の確保に苦労することになるでしょう。需要の高いスキルを持つ専門人材をめぐっては、他の業界との人材獲得競争が激化しているからです。
  • ITのアウトソーシングから得られる利益は、期待外れに終わることが少なくありません。アウトソーシングから最大の価値を引き出せるかどうかは、多くの場合、信頼できる有能なベンダー、契約当事者間の最適化された関係、堅固なIT組織という3つの要素に左右されます。
  • ウェルスマネジメント会社はコアITシステムの最新化を余りにも長い間先送りにしてきました。一部の先進的な企業を除き、ほとんどのウェルスマネジメント会社はシステムの刷新に場当たり的にしか対応していません。EYの分析結果は、このような消極的な姿勢は組織に回避できるはずのコストを負わせ、リスクに対するエクスポージャーを高めることをはっきりと示しています。

詳細は添付オリジナルレポートをご参照ください。

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