刊行物
情報センサー

2015年2月号

2015年2月号

発行年月: 2015.01

情報センサーは新日本有限責任監査法人が毎月発行している社外報です。

  • 押さえておきたい会計・税務・法律

最近の会計基準の改正が会社法決算に与える影響
公認会計士 太田達也

いわゆる東京合意に基づいて行われた会計基準の一連の改正は、企業の実務に大きな影響をもたらしました。中でも、退職給付会計基準など各会計基準の改正では、連結決算と個別決算で異なる取扱いとなるものがあるほか、金融商品取引法上の有価証券報告書の財務諸表と、会社法上の計算書類のそれぞれに与える影響が異なるものがあります。これらの異なる取扱いについて、会計基準別に整理して解説します。

  • EY Institute

企業と日本経済への円安の影響
EY総合研究所(株) 経済研究部 エコノミスト 鈴木将之

円安でも輸出が伸び悩む一方で、海外子会社の売上高は増えており、企業と日本経済の成長に対比が見られます。その好循環のためには、非製造業の役割が重要であり、研究開発や多様な企業経営が求められています。

  • IFRS実務講座

新たな収益認識基準の概要
第1回 ステップ1:顧客との契約の特定

IFRSデスク 米国公認会計士 下村昌子

IFRS第15号では、五つのステップから構成される収益認識モデルを適用し、収益認識の時期及び金額を決定していくことになります。今回の連載の第1回は「ステップ1:顧客との契約の特定」について説明します。

  • 業種別シリーズ

日本の製薬業におけるIFRS導入に伴う影響および課題について
ライフサイエンスセクター 公認会計士 北池晃一郎

製薬業界では6社がすでにIFRSの任意適用を行っています。各社の開示内容を比較し、財務状況に影響を及ぼした主な要因と、IFRS導入に伴い発生する新たな課題について説明します。

  • Topics

新規上場に伴う負担の軽減について
戦略マーケッツ事業部 戦略マーケッツ部 IPOグループ
公認会計士 西澤 礼

新規・成長企業の上場に係る障壁をできるだけ低くする施策として、新規上場時の有価証券届出書に掲げる財務諸表の年数が短縮され、また、新規上場後3年間につき内部統制報告書の監査の免除が選択可能となりました。

  • EY Advisory

BCPの見直しにおけるポイント
アドバイザリー事業部 宮原 潤

東日本大震災によって明らかになったBCPの課題は、リスクシナリオの見直し、復旧の優先順位の見直し、定期的な訓練による見直し、使いやすいBCPへの改訂の4点であり、BCP策定後も経営層によるコミットメントの下、BCM活動として継続させる必要があります。

  • Trend watcher

インフラ資産とそのファイナンス手法
EYトランザクション・アドバイザリー・サービス(株)
インフラストラクチャー・アドバイザリー・チーム 熊井 豊

官から民に運営が移管される国内インフラ資産、または再生可能エネルギー発電設備などの新しい投資対象資産と、そのファイナンス手法について概観します。

  • Tax update

所得拡大促進税制
EY税理士法人
グローバル コンプライアンス アンド レポーティング部
税理士 橋本千秋

個人所得の拡大を図る観点から、企業の労働分配(給与等支給)を促すように、所得拡大促進税制が創設されました。制度の趣旨と、平成27年3月決算法人の適用に係る留意点について解説します。

  • Law update

最新税務判例ポイント解説
-移転価格税制における比較可能性

EY弁護士法人 弁護士 北村 豊

東京地裁は、平成26年8月28日、移転価格税制における比較可能性の判断を厳格に行って、注目すべき納税者勝訴判決を下しました。移転価格税制における比較可能性の有無については、経済分析の専門家とも協働して十分に検証することが重要です。

  • FIDS

サイバー犯罪とデジタルフォレンジック
アカウンティングソリューション事業部
FIDS(不正対策・係争サポート)
Cyber Crime Investigator 杉山一郎

内部関係者による情報持ち出し、外部からのサイバー攻撃によるサービス停止や情報流出などのサイバー犯罪は、企業にとって避けがたい脅威であり、適切な対処が必要です。サイバー犯罪に対応するには、脅威情報の定期的な収集に加えて、デジタル証拠の保全と解析を可能にするデジタルフォレンジック技術が不可欠です。

  • 企業会計ナビダイジェスト

繰延税金資産・繰延税金負債とは
企業会計ナビチーム 公認会計士 伊藤 毅

当法人のウェブサイトでは、会計に関する、さまざまなナレッジを「企業会計ナビ」として発信しています。このうち、アクセス数が多いトピックスを取り上げます。
今回は「わかりやすい解説シリーズ『税効果』第2回:一時差異と永久差異、繰延税金資産と繰延税金負債」の一部「4.繰延税金資産・繰延税金負債とは」を紹介します。