FASBがASC321、ASC323及びASC815間の相互関係に関する最終指針を発表(1月16日号)

FASBがASC321、ASC323及びASC815間の相互関係に関する最終指針を発表(1月16日号)

2020年1月16日
カテゴリー FASB/会計

SEC and US GAAP Weekly Update 2020年

FASBは、ASC321に示された代替的測定方法を適用する企業が、ASC323に基づく持分法に関する会計処理の初度適用、又は適用中止の起因となる観察可能な取引を検討する必要がある旨を明確化した最終指針を発表しました。また、本指針では、ASC323に基づき実質上の普通株式とみなされない、又はASC815に基づきデリバティブとして会計処理される、持分証券の特定の先渡契約や買建オプションはASCの適用対象としています。

本指針は、公開企業については2020年12月15日より後に開始する事業年度及びその期中報告期間に発効します。非公開企業については、2021年12月15日より後に開始する事業年度及びその期中報告期間に発効します。なお、本指針は早期適用が認められています。本指針は将来に向かって適用されるべきものです。

FASB : ASU 2020-01

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