Technical Line: 新型コロナウイルスの大流行に伴う影響を考慮した会計処理及び報告(3月12日号)

To the Point: FASBは企業結合の際に取得した収益契約に関する指針案を公表しました(12月17日号)

2020年12月17日 PDF
カテゴリー FASB/会計

SEC and US GAAP Weekly Update 2020年

FASBは、ASC第805号の修正を提案しました。この修正により、企業に、企業結合の際に取得した顧客との契約に係る契約資産および契約負債の認識および測定の実施を定めたASC第606号の適用を義務付けることになります。取得した収益契約の認識額を決定するにあたり、企業は、収益契約の取得日時点で、被取得企業がどのようにASC第606号を適用していたかについての評価を行います。多くの場合、取得企業による契約資産および契約負債の認識額は、被取得企業による契約資産および契約負債の計上額と一致します。企業に対しASC第606号の適用を義務付けることにより、通常は企業結合の際に取得した資産および負債を公正価値で会計処理するよう定めているASC第805号の指針に、例外事項が設けられる可能性があります。

EY's AccountingLink websiteより他の記事もご参照ください(英語)。

EY's AccountingLink website 

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