EYTAX タックステクノロジー・アンド・トランスフォーメーション パートナー 橋本純のコメント:
「ERPシステムのアップグレードが昨今の課題となっている企業は多いですが、その投資を税務戦略のために有効活用する良い機会であると、捉えていただきたいと思います。税務業務はコンピューターに置き換わる可能性が高い業務とされていますが、一方で、伝統的でかつ専門性が高く、それゆえに、企業内において、テクノロジーの進化を十分享受できていない業務でもあります。しかしIT投資の際に関税業務の高度化を検討することにより、投資を上回る効果が具体的に実現できるはずです。EYの総合的な知見を活かし、クライアントの利益向上に貢献いたします。」
EYTAX インダイレクトタックス パートナー 大平洋一のコメント:
「サプライチェーンの損益分析においては貿易や通関に関するトランザクションデータが必須になります。しかしながら、多くの国では税関当局が企業へ通関データを提供してくれることはなく、通関業者もそれぞれ独自の社内システムを使用していることから、税関当局が分析のための十分な通関データを提供してくれることを期待できません。このような状況下における最善の策は、企業が独自に貿易や通関データを作成・蓄積していくことです。自社の手許に潤沢なトランザクションデータを保有しておけば、ある輸入国において高関税品目のリストが発表され、またはある輸出国において輸出規制対象リストが公表された時に、影響が懸念される取引、財務に影響を与える関税コスト等を即座に分析し、対応策を検討することができます。激動する通商動向において企業が競争優位を勝ち取るためには、トランザクションデータの即時分析が求められます。」
EYACC テクノロジー コンサルティング パートナー 梶浦英亮のコメント:
「多くの日本企業がSAPのERPの最新バージョンであるSAP S/4HANA®への移行を推進しています。最新のSAPソリューションを利用することにより、新たに実現できる価値の1つが、SAP® Global Trade Servicesを用いた貿易業務の効率化と貿易コンプライアンス管理の強化です。税務戦略をどのようにITを用いて実現するかは企業経営において重要なテーマであり、大きな投資対効果が見込まれるのにもかかわらず十分に検討できていない企業が大半です。EYでは、総合的な知見を活かし、SAPソリューション導入のアドバイザーに加えて関税と貿易に関する専門知識を有する専門家のチームを組成し、クライアントに最適なサービスを提供いたします。」
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