ニュースリリース

2020年2月5日

EY、米独立系調査会社の調査レポートにおいて「ロボティック・プロセス・オートメーションのサービスリーダー」に選出

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EY Japan

複合的サービスを提供するプロフェッショナル・サービス・ファーム

EYは、米国の独立系調査会社であるフォレスター・リサーチ社の調査レポート「フォレスター・ウェイブ:ロボティック・プロセス・オートメーション・サービス(2019年度第4四半期版)」において、ロボティック・プロセス・オートメーションのサービスリーダーに選出されました。本調査は、ロボティック・プロセス・オートメーション(以下「RPA」)の導入をサポートする世界のサービスプロバイダーの中から最有力候補13社を選定し、22項目の評価軸でRPAサービスを提供する能力を評価し、その集計・分析結果をまとめたものです。また、その評価内容は、アプリケーション開発/デリバリー(AD&D)プロフェッショナルが自動化を検討する際に適切なサービスプロバイダーを選定するための参考資料として利用されています。

EY のアドバイザリー・テクノロジー・コンサルティング・リーダーであるDan Higginsは、次のように述べています。

「EYでは、クライアントの長期的な価値創出の実現に向けた様々な変革ソリューションの提供に継続的に注力しています。今回、RPAサービスリーダーに選出されたことは、EYのサービスとそれに対するコミットメントが評価されたことを示しています。RPAは、企業にとって画期的なツールとして登場しましたが、その市場は今もなお発展途上にあり、RPAの導入や管理から、運用、最適化に至るまでの全てのプロセスを支援するサービスプロバイダーの役割は非常に重要です。EYでは、引き続き、戦略的投資や価値のエコシステムのキュレートを行い、優れたサービスの実行とイノベーションを展開してまいります。」

本調査では、EYのRPAサービスについて「規模、範囲、深度に優れた持続可能な自動化ソリューションにフォーカスしたサービスである。財務・会計業務の広範囲にわたる大規模かつグローバルに偏りのないRPA化の実現に向けたサポートをクライアントに提供している」と評価しています。さらに、次のようにも記載されています。「EYは、自らの組織のフロントオフィス、ミドルオフィス、バックオフィスの業務プロセスのRPA化をグローバル全体で展開している。そのため、EY のRPAに関する実績は、EY「自身」のRPAを導入してきた経験の積み重ねであり、そこから得た知見や経験をクライアントと共有することができる。また、今回、選考対象となったベンダーの中でEYは、最も強固なイノベーション・ロードマップを構築しているベンダーの一つである。EYが独自に開発したツールやUiPath社、Microsoft社、Blue Prism社、SAP社などとのアライアンス・エコシステムで共同開発したツールも注目に値する。」

RPAの製品・サービスの市場は、現在、急激に拡大しており、2023年までには162億米ドルを上回る規模に達することが予想されます。このような状況に鑑み、フォレスター社は、EYが今後12カ月にわたって行うであろう主な投資領域として、フロントオフィスや複雑なバックオフィスのユースケースに向けたアセットベースのソリューション開発やマネージドサービス機能の強化、それにSAP関連のRPAサービスを挙げています。

EY AmericasのSAPインテリジェント・オートメーションのリーダーであるBill Haleは、次のように述べています。

「今回、このような高い評価を頂けたことは、EYにとって重要な節目になるとともに、この分野におけるEYのサービス品質とイノベーション力を裏付けるものとなりました。先進的技術は、すでに私たちの世界を変革し始め、ビジネスモデルや組織機能の在り方を変えています。EYでは、既存テクノロジーと新規テクノロジーのユーザーが混在するエコシステムを調整する独自のソリューションを展開しているため、クライアントの価値を最大化し、迅速にその価値を引き出すことができます。例えば、「EY Intelligent Move Solution for SAP」がその一例で、既存のSAPソリューションから新規のSAPソリューションへの移行を速やかに実行します。」

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングのインテリジェント・オートメーションのリーダーである高橋正志は、次のように述べています。

「日本でのRPA導入は一巡した状況と考えていますが、大規模(業務領域・ユーザー数)な活用は限定的で、より大きな効果を得たいクライアントが大多数の状況が続いていると考えています。
こちらに関して、EY Japanでは、日本企業への大規模RPA導入事例をベースに、導入余地の分析・開発技法・社員の方への教育のサービスオファリングを用意しております。引き続き、クライアント企業の事務効率化のご支援での貢献を続けてまいります。」

なお、EYは、今後ともEYのプロフェッショナルのスキル向上を図り、RPAをはじめとする「ホットなスキル」の習得をサポートしてまいります。今年度は、50,000件以上の外部でも認知されている特定領域のスキル習得を支援する資格制度「EY Badge(バッジ)」認定のための挑戦が行なわれており、10,000を超えるEYバッジが認定されています。なかでもRPAおよびデータビジュアライゼーションは最も多くのバッジが認定された分野です。

当記事に関するさらに詳しい情報は、www.ey.com/ja_jp/intelligent-automation をご覧ください。

※本プレスリリースは、2019年12月3日(現地時間)にEYが発表したプレスリリースを翻訳したものです。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先します。

英語版プレスリリース:

EY named a leader in robotic process automation services by independent research firm ey.comウェブサイトへ

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