本調査では、EYのRPAサービスについて「規模、範囲、深度に優れた持続可能な自動化ソリューションにフォーカスしたサービスである。財務・会計業務の広範囲にわたる大規模かつグローバルに偏りのないRPA化の実現に向けたサポートをクライアントに提供している」と評価しています。さらに、次のようにも記載されています。「EYは、自らの組織のフロントオフィス、ミドルオフィス、バックオフィスの業務プロセスのRPA化をグローバル全体で展開している。そのため、EY のRPAに関する実績は、EY「自身」のRPAを導入してきた経験の積み重ねであり、そこから得た知見や経験をクライアントと共有することができる。また、今回、選考対象となったベンダーの中でEYは、最も強固なイノベーション・ロードマップを構築しているベンダーの一つである。EYが独自に開発したツールやUiPath社、Microsoft社、Blue Prism社、SAP社などとのアライアンス・エコシステムで共同開発したツールも注目に値する。」
RPAの製品・サービスの市場は、現在、急激に拡大しており、2023年までには162億米ドルを上回る規模に達することが予想されます。このような状況に鑑み、フォレスター社は、EYが今後12カ月にわたって行うであろう主な投資領域として、フロントオフィスや複雑なバックオフィスのユースケースに向けたアセットベースのソリューション開発やマネージドサービス機能の強化、それにSAP関連のRPAサービスを挙げています。
EY AmericasのSAPインテリジェント・オートメーションのリーダーであるBill Haleは、次のように述べています。