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EY協賛調査:AI、2年以内に金融サービスの重要な牽引役に

2020.03.06
EY Japan
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社
  • 2年後にはビジネス成果創出においてAIの重要性は非常に高くなっていくと77%が回答
  • 上級管理職の64%がAIの幅広い導入を検討

EYは、金融サービス組織のAI(人工知能)活用実態を評価する新しいグローバル調査「Transforming Paradigms: Global AI in Financial Services Survey」の調査結果を発表しました。本調査は、英国・ケンブリッジ大学の経営学院であるケンブリッジ・ジャッジ・ビジネス・スクールのケンブリッジ大学オルタナティブ・ファイナンス・センター(以下、CCAF)と世界経済フォーラムが共同で実施し、EYとInvesco社が協賛しました。

本調査に参加した金融サービス業界の上級管理職は、「AIは今後、業界のビジネス成長にとって不可欠な牽引役になるだろう」と予想しており、77%の回答者が、今後2年以内にAIの導入はビジネスの成功において「非常に」または「極めて」重要になると回答しました。

今回の調査では、85%の回答企業がすでにAIを導入しており、今後その活用領域をさらに拡大していくことを考えています。また、3分の2近く(64%)が、新規収益源の創造や業務プロセスの自動化、リスク管理、カスタマーサービス、クライアント獲得において、2年以内にAIを活用していく方向で検討しています。

このように金融サービス業界全体でAIテクノロジーの導入が進む中、課題も浮き彫りになっています。80%を超える上級管理職が、データ品質やデータアクセス、人材確保の問題はAI導入の大きな障壁になっていると指摘しています。一方、主に自律AIを導入している回答企業においては、80%が、AIに対する信頼とユーザーアダプションが最も大きなハードルであるという見方を示しています。

EY グローバル・AIリーダーであるNigel Duffyは、次のように述べています。

「金融サービス業界では今、AIによる変革が進んでおり、今後も、AIの導入は拡大していくことが予想されます。AIテクノロジーによってビジネスモデルが破壊的に変わり始め、事業部門の変革も進んでいる状況に鑑み、AIの信頼性やワークフォース・トランスフォーメーション、顧客とステークホルダーの価値の斬新的再考などを含め、AIの導入による長期的な意義・影響を踏まえた取り組みがますます重要になっています。」

世界経済フォーラムのFinancial and Monetary Systemsの責任者であるMatthew Blake氏は、次のように述べています。

「グローバルで実施した包括的な調査によって、AIが金融システムに及ぼす影響が加速的に拡大していることが明らかになりました。今後、金融サービス業界全体でAIテクノロジーの幅広い導入がさらに進み、AIを迅速に導入できるか否かで、ビジネス成果に大きな格差が表れるでしょう。」

CCAFのエグゼクティブ・ディレクターであるBryan Zhang氏は、次のように述べています。

「この実証的調査結果は、金融サービスでAIを利活用する重要性が高まっていることを明確に示しており、企業のホリスティックかつ将来を見据えたAI戦略の策定を改めて後押ししています。」

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングのインテリジェント・オートメーションのリーダーである高橋正志は、次のように述べています。

「日本の金融機関においても、基幹業務・並びにバックオフィス業務へのAI活用は関心の強い領域です。一方で、AIの試験運用を超えて、幅広く基幹業務・バックオフィスに適用する、自律したAIで業務を大幅に自動化するまでの効果は享受できていない状況と捉えています。今後に向けて、AIの機能や適用業務領域というよりは、データ活用に関するシステムアーキテクチャーの整備や、データガバナンスの整理が喫緊の課題と捉えています。」

※本プレスリリースは、2020年2月5日(現地時間)にEYが発表したプレスリリースを翻訳したものです。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先します。

英語版プレスリリース:

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