アドバイザリー
連載 「統制活動の効率化(合理化 / 最適化 / 再設計)」

はじめに

2012.03.01
長尾 大輔
長尾 大輔
新日本有限責任監査法人
ITリスクアドバイザリー部 シニアマネージャー
公認会計士/公認情報システム監査人
平成3年に監査法人に入所、監査部門での勤務の後、政府開発援助(ODA)関連アドバイザリーを実施、中国/カザフスタン/ウズベキスタン/ポーランド/インド/パキスタンにて、組織・制度改革のスペシャリストとして活躍した実績がある。特にポーランドで実施された国有鉄道民営化計画調査では、その調査結果は高い評価を受けており、ポーランド共和国運輸貢献者名誉賞を授与された。
組織改革の分野での実績には定評があり、その経験を活かし、US-SOX/J-SOXの導入当初には、数多くのクライアントに対して、IT統制を中心とした内部統制構築支援アドバイザリーを実施した。現在も、内部統制や管理会計に関連し、クライアントの継続的な改善活動を支援する他、SOCRやIFRSといった新規分野の実務への適用を支援する活動に従事している。


平成20年4月1日以後開始する事業年度から適用された内部統制報告制度は、今年で5年目を迎えます。多くの上場企業は、より効率的に対処するために様々な工夫を凝らしています。
平成23年3月には金融庁は「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の改訂に関する意見書」(意見書)が公表しました。その改訂の目的の一つは「内部統制報告制度の効率的な運用手法の確立」であり、企業に過度な負担をかけることなく本制度を運用していく方針であると考えられています。
一方、多くの上場企業の内部統制の評価や運用は安定してきています。しかしながら、一部の企業では、より効率的な内部統制を目指し、重複した統制や過度な統制の見直しを検討しています。

今回から5回シリーズで、「統制活動の効率化(合理化 / 最適化 / 再設計)」をテーマに解説します。




情報量は適当ですか?

文章はわかりやすいですか?

参考になりましたか?