財務会計アドバイザリーサービス(FAAS)

セミナー後記「経営に貢献できる財務・経理組織を目指して」

2012.01.31
日時・会場
  • 2011年 11月11日(金) 14:00 ~16:00
  • 新日本有限責任監査法人 日比谷国際ビル 5階
テーマ
  • 財務・経理組織に期待される役割の変化
  • 財務・経理組織は経営にどのように貢献していけるのか
    • 組織再編・M&Aへの貢献
    • 財務報告の正確性と迅速性の向上
  • 財務・経理機能の強化に向けて ~まずは現状の把握から~
講師
  • 新日本有限責任監査法人
    国際部
    財務会計アドバイザリーサービス(FAAS)チーム
    シニアマネージャー 公認会計士 赤石 健
    マネージャー 公認会計士 杉田 雪絵

2011年11月11日(金)午後、「経営に貢献できる財務・経理組織を目指して」と題して、クライアント企業様向けのセミナーを開催いたしました。事前のお申し込みでは100名を超すご予約をいただいておりました。当日はあいにく本降りの雨となってしまい、出足をかなり心配しておりましたが、始まってみれば80名ほどの方々にお越しいただく大盛況となりました。お足元の悪い中、当該セミナーにご参加いただいた皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

本セミナーでは、財務・経理組織が単なる帳簿管理者に終始するのではなく、財務・経理を熟知しているからこその知識と経験を以って、ビジネスパートナーとして経営に貢献することが可能であること、またそのような役割を担うことが経営から期待されていること、といったリサーチ結果に基づき、実際に財務・経理としてどのような場面で、どのような貢献ができるのか、という内容を取り扱いました。
まずは、EY がグローバルベースで実施した、CFOへのアンケート結果をご確認いただき、財務・経理部門への期待がどのようなところにあるのかを実感していただきました。そのうえで、主に組織再編・M&Aという個別具体的なテーマを取り上げて、組織再編・M&Aに際して財務・経理が果たすべき機能を整理してご紹介しました。また、管理会計に関して財務・経理がビジネスパートナーとしてどのような役割を果たすことが出来るのか、他社事例を交えて取り上げました。
後半では、財務・経理の本来の機能である帳簿管理者としての機能を高めるための取り組みについて扱いました。具体的には、決算早期化、グループ経理規程のとりまとめなどです。費用削減の観点からも決算早期化やグループ経理規程の整備が注目されており、セミナー後に出席者の皆様からいただいたアンケートにおいても、さらなる情報の提供をご希望される方が多くいらした分野となりました。特に決算早期化に関しては、IRの観点やIFRSの導入といった点からだけでなく、効率的な決算を行うことで、決算期に偏る大幅な残業の削減につなげるなどの費用削減の効果が見込まれることから、多くの企業で取り組みを検討されているようです。また、決算早期化やグループ経理規程のとりまとめなどは、ポストM&Aにおける取り組みとしても重要であり、今回のセミナーに関連して、いくつかの企業様からアドバイスの依頼をいただくことができました。

今後も「財務会計アドバイザリー(FAAS)」チームとしてセミナーを継続していく予定であり、現在は、グローバル企業におけるガバナンスに焦点を当てたセミナーや、成熟期を迎えた製品に対してどのような管理会計を適用することが新たな成長軌道へのスムーズな移行につながるのかといったテーマを扱ったセミナーなどを企画しております。クライアント企業の皆様の日々の悩みを取り上げ、解決策のきっかけを提示することができるような、有意義なセミナーを展開していくことを予定しております。
ご興味のある方は、是非一度足を運んでみてください。