アシュアランス
日本の動向

日本版IFRS「修正国際基準(JMIS)」の公開草案が間もなく公表見込み

2014.07.25

企業会計基準委員会(ASBJ)は、2014年7月24日に、日本版IFRS(名称は「修正国際基準(国際会計基準と企業会計基準委員会による修正会計基準によって構成される会計基準)」、英語では、"Japan's Modified International Standards(JMIS):Accounting Standards Comprising IFRSs and the ASBJ Modifications")の公開草案について公表議決し、2014年7月31日にも公表する予定です。これは、企業会計審議会が、2013年6月に公表した「国際会計基準(IFRS)への対応のあり方に関する当面の方針」で、IFRSの任意適用の積上げを図るための一つの方策として、「あるべきIFRS」あるいは「我が国に適したIFRS」といった観点から個別基準を一つ一つ検討し、必要があれば一部基準を「削除又は修正」して採択するエンドースメント手続の導入を提言したことを受けたものです。修正国際基準は、日本の資本市場で認められる会計基準としては、日本基準、米国基準、IFRSに次ぐ4つ目の会計基準となります。これら4基準の並存は、単一で高品質な国際的な会計基準の達成に向けた、大きな収斂の流れの中での一つのステップとして位置づけられています。

修正国際基準は、ASBJが採択した国際会計基準審議会(IASB)より公表された会計基準及び解釈指針(会計基準等)と、ASBJによる修正会計基準により構成されます。今回公表される「企業会計基準委員会による修正会計基準」の公開草案はIASBが2012年12月31日現在公表した会計基準等を対象にエンドースメント手続を行った結果であり、会計基準に係る基本的な考え方等を勘案し、「削除又は修正」の対象となるのは以下の2項目となる見込みです。

(1)のれん

ASBJは、IFRSではのれんは非償却とされているが、償却することを提案しています。

(2)その他の包括利益

ASBJは、IFRSではリサイクルされないその他利益をリサイクルすることを提案しています。

公開草案は、公表後3カ月のコメント募集期間を経て、正式に公表される見込みです。
当法人では公開草案が公表され次第、詳細をご案内するIFRS Developmentsを発行する予定です。





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