アシュアランス
日本の動向

IFRS第9号(最終版)に関する金融機関への影響 
金融資産の分類および測定

2015.12.02
鈴木 崇史 (Takashi Suzuki)
新日本有限責任監査法人
金融部 財務会計アドバイザリー 業務担当 マネージャー


  • IFRS第9号(最終版)の公表により、その影響度の調査や課題の把握などIFRS金融商品会計基準が財政状態や損益に与える影響を具体的に分析できる環境が整ってきています。
  • IFRS第9号(最終版)では、金融資産を原則として「契約上のキャッシュ・フロー(CF)の特性」と「ビジネスモデル」の2要件に基づき、「償却原価」、「FVOCI(リサイクリング有)」または「FVPL」に分類・測定する単一モデルを導入しています。例外として、「償却原価」または「FVOCI(リサイクリング有)」に区分される負債性金融資産には一定の要件を満たす場合に限り公正価値オプションの適用が、トレーディング目的以外の資本性金融資産にはFVOCIオプションの適用が認められています。
  • 「契約上のCFの特性」要件について、金融機関が保有する一般的な金融資産は商品別に検討することが可能と考えられますが、個別特性のある商品は個別検討が必要になると思われます。
  • IFRS第9号の適用は、日本基準に比べて各期の純損益(PL)の変動が大きくなる可能性があり、総合損益ベースの管理(経営管理の高度化)がより一層重要となります。

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