アシュアランス
その他の刊行物

Applying IFRS コロナウイルス感染拡大におけるIFRS会計上の留意点 2020年4月

2020.05.11

Applying IFRS コロナウイルス感染拡大におけるIFRS会計上の留意点 2020年4月 現在もコロナウィルスの感染拡大の脅威が拡大している。さらに多くの国が何百万という人々に渡航制限を課し、多くの地域で市民全体に対し検疫防疫措置が講じられている。多くの企業は収益の減少やサプライ・チェーンの分断への対応に追われている。工場の稼働停止による世界のサプライ・チェーンの分断により、すでに多く企業がその脆弱性を露呈している。また、感染拡大により、世界の金融市場や商品市場は著しく不安定な動きを見せている。これらは、コロナウィルスが世界経済にすでに深刻な影響を及ぼしているサインである。各国の政府は、混乱が生じている業界や影響が出ている企業に対して、金融面の支援だけでなくそれ以外の支援を提供する救済策を表明している。

2月に我々は、「Applying IFRS-コロナウィルス感染拡大におけるIFRS会計上の留意点」を公表し、2019年12月31日に終了する年度のIFRS財務諸表を作成する際の財務上の影響を取り上げた。上記のように、状況が新たな局面を迎えていることから、IFRS財務諸表を作成する企業は極めて大きな課題に直面している。

本稿では、2020年にIFRS財務諸表を作成する際に、コロナウィルスの感染拡大に関する財務上の影響に対処するにあたり、企業が考慮すべき会計上の留意点をあらためて説明している。なお、本稿は、2020年3月に公表した「Applying IFRS-コロナウィルス感染拡大におけるIFRS会計上の留意点 2020年3月」の更新版であり、主に金融商品やリース、公正価値測定のセクションをアップデートしている。

※本稿は前回(3月版)からの変更が限定的であるため、日本語版の作成予定はありません。日本語版は、「Applying IFRS-コロナウィルス感染拡大におけるIFRS会計上の留意点 2020年3月」をご参照ください。
また、リースのセクションで追加された内容(賃料減免を受けた場合の借手の会計処理)については、IFRS Developments第166号(日本語版)で解説していますので、詳細はそちらをご参照ください。