株式会社大阪証券取引所と株式会社ジャスダック証券取引所は平成22年4月1日に合併し、従前のヘラクレス、JASDAQ、NEOの各市場は統合されることとなりました。
具体的には、平成22年10月以降、(旧)ヘラクレス(スタンダード)+(旧)JASDAQ=(新)JASDAQ(スタンダード)、(旧)ヘラクレス(グロース)+(旧)NEO=(新)JASDAQ(グロース)と改編される予定です。
新JASDAQ市場では、上場審査、上場管理に係る主要な変更点として、
- グロースでは、技術に関する評価を上場申請時の実質審査において行う。
- グロースでは、上場後、年に一度、中期経営計画(3カ年)を策定・提出し、投資家向けに説明を行わなければならない。
が挙げられます。
また、従前の「上場申請の報告書」(通称"IIの部")は、「JASDAQ上場申請レポート」に改編されます。ただし、経過措置があり、施行日後1年を経過する日までに上場申請する会社は、現行の書類+追加資料でもよいこととなっています。